西志津のルームさくらと多世代交流

 ルームさくらとは、以前は適応指導教室と呼ばれていた、不登校の児童生徒が学校以外に通える居場所です。

現在は教育支援センターという名称で、西志津ふれあいセンターと佐倉のミレニアムセンター以外に全中学校と、今年度より8つの小学校にも設置されています。私が2018年に平川理恵さんの取り組みを視察に行ってからずーっと提案し続け、ようやく国の予算が追いつき、2025年度から人件費が予算化され、中学校に配置されることになりました。その間不登校児童生徒は増え続け、必要だと思うなら、一般財源を使ってでももっと早くできなかったのかと思います。子どもの今は本当にあっという間に過ぎてしまうことを常に意識して、取り組まなければなりません。

 西志津ふれあいセンターの大規模改修の前提となる「佐倉市西志津ふれあいセンター個別施設計画」では、ルームさくら志津教室について「ルームさくら志津教室の利用状況は減少後、近年横ばいでありますが、ルームさくら全体として利用者の低年齢化が進み、以前は中学生中心であったものが、小学生の利用者が増えてきている状態です。そのことに伴い、小集団・個別学習スペースの確保、軽スポーツ、レクリエーション活動スペースの確保など柔軟な空間整備が必要になるとともに、年齢層の違いによる多様なニーズに応えられるよう、支援内容をより充実させることが必要となっています」と書かれています。

スペースを広くとっていろんな活動ができるようにすることは大賛成です。

工事期間は志津公民館で代替えされる予定ですが、学習支援の民間団体にはまだお知らせもされていないとは…

 また、ワークショップを開催した際に「多世代交流の機能」が求められていました。その点については

「改修に合わせて、多様な不登校生徒のニーズに応えるためにルームさくらを拡大、西志津市民サービスセンター廃止による空きスペースに2階にあった西志津ふれあいセンター事務室の移転、多世代で交流できるような休憩スペースの確保を実施するとともに、事務室が移転することで空いたスペースに印刷室を設置し、自治会等地域の団体が活用できるスペースとして再整備することで施設の機能拡充を図ります」とあります。

多世代交流機能は「誰でも使えるフリースペース」ということでしょうかね。市民が求めたのはそういうことでしょうか?

私の提案は下記のとおりです。

徳永 「西志津ふれあいセンター個別施設計画のルームさくらの定性評価において、他自治体では民間活力としてフリースクールを併設している施設があると拝見しました。たしかに、他の自治体では、公共施設の中にフリースクールやオルタナティブスクールを併設し、不登校や学校に馴染みにくい子どもたちの居場所を確保すると同時に、地域との交流や見守りにつなげている事例が見られます。こうした取り組みは子どもの学びや育ちを支えるだけでなく、多世代交流や地域活性化にも寄与するものと考えます。一方で、西志津地域には、子どもの居場所づくりに取り組みたいと考えながら、活動場所の確保に苦慮している団体があるとも伺っております。もし、同じ建物内に教育支援センターであるルームさくらと、地域団体によるフリースクール的な活動や居場所事業が併存することができれば、子どもたちが段階的に支援を受けられる環境づくりや、行政と民間団体が緩やかに連携しながら子どもを支える体制づくりが可能になるのではないでしょうか

教育長答弁では、ルームさくらと同じ建物内において、地域団体によるフリースクール的な活動や居場所事業を並存させる予定はないと言ってましたが、子どもが多い志津ユーカリ地区に佐倉のヤンプラのような若者が集える場所を作ろうとしないのか?志津公民館を作った時にも、今回の西志津の大規模改修というタイミングでも、そいういう考えに至らないのは非常に残念です。

 多世代交流機能が単なるフリースペースで終わらないように提案していきます。