佐倉市みどりの基本計画
●大手門跡広場のトイレの設置
防災拠点として位置づけられている佐倉城址公園大手門跡広場には、令和4年度に国の交付金を活用したかまどベンチと防災あずまやを、令和5年度にソーラー照明灯が設置されています。西志津スポーツ等多目的広場もそうですが、広場を整備すると、活用しなければならず、「防災」という名目が使われることが多々あるような気がします。
ソフト面では「子育ちフェス」が毎月開催されていましたが、その際企業からのお試しレンタルでバイオトイレが1年間設置され、一旦撤去された後、ポリタンクに溜めた水をポンプでトイレに流す原始的な構造のトイレになりました。平常時はいいですが、災害時は水も止まってしまうので防災拠点としてはお粗末ですね。広場が日常的に活用されれば西志津で私が提案・導入した防災トイレの設置も可能になるのではないかと思いますが、広場を活用するにもトイレがないと困りますので、要望し続けたいと思います。
●公園への防災かまどの設置
かまどベンチを各地域の公園に設置していくことも、近くの公園が災害時の防災拠点となり得るのではないかと思います。地域の防災訓練は、自治会役員など顔ぶれが変わらないのがどこの地域も課題になっていると思います。そして、子育て世代はなかなか参加していただく機会が少ないように感じます。プレーパークや子ども食堂、地域の子どもNPOなどと自治会が連携し、地域の公園でプレーパークと炊き出しのコラボなどが広がると、老若男女、子どもたちも楽しく参加できる防災訓練ができるのではないかと思います。
●公園のローカルルールづくりの必要性
徳永:公園の利用にあたっては、現在画一的なルールとなっており、利用者のニーズに合っていない面があるが、今後どのようにローカルルールを検討していく予定か。
都市部長:公園ごとの利用に関するローカルルールづくりに向け、公園の利用ルールの考え方や運営に関して、官民合同で学ぶ勉強会やワークショップ等の開催に加え、合意形成の場としての第三者協議会の設置など、ご利用者のご意見を伺いながら検討を進めていく。
(ペットコミュニティのための公園も、糞の持ち帰りなど責任を持って管理してくださるのならあってもいいのでは。実際空地等にペットコミュニティはあり、自主的に市の土地ですがボランティアで草刈りまでしてくださっています)
徳永:禁止事項が多い公園ですが、こども政策課と公園緑地課が今なら連携しやすいと思いますので、ぜひ子どもたちの意見を反映した公園づくりにも取り組んでみてほしい。
都市部長:こども大綱では、子どもや子育て当事者の目線に立ち、子どものための近隣地域の生活空間を形成するこどもまんなかまちづくりを加速化し、地域住民の理解を得た上で、子どもの遊び場とそのアクセスの確保や、親同士、地域住民との交流機会を生み出す空間の創出などの取組を推進するとされております。佐倉市といたしましても、公園の最大の利用者である子どもたちのご意見は非常に重要だと考えておりますことから、公園の整備計画や利用ルールの策定に当たり、子ども対象のワークショップなどを開催し、子供どもたちの意見、アイデアを取り入れながら検討を進めてまいりたい。
(こども政策課とは連携とれてるのかな?)