いじめ重大事態報告書

「いじめ」「佐倉市」と検索すると「いじめ重大事態にかかる報告書」がでてきます。

ただし過去のものは削除され、決められた期間しか公表はしていないようです。

令和5年には4件のいじめ重大事態案件がありました。

仲間外れや集団による無視、金品をたかられる、金品を隠されたり、盗まれたり、壊されたり、捨てられたりする、嫌なことや恥ずかしいこと、危険なことをされたりさせられたりする、SNS等での誹謗中傷など、その内容は深刻です。

市内小学校でのいじめ重大案件の中に、結局誰が加害児童なのかもわからず、ようやく再登校できた児童も教師の対応の甘さから再び学校に来れなくなってしまいました。もしかしたらクラス全体が支配されてしまっていたのかもしれません。

「いじめによって子どもの日常が突如奪われてしまった」「日常的に起きる些細なトラブルを解決させることなく学校全体でのいじめ行為を助長させるに至った」という保護者の痛切な訴えは、結局被害児童が転校することで終幕しました。本当に心が痛みます。

 私は令和4年11月議会から掛川市の例を参考にタブレットによる児童生徒がSOSを出せる相談窓口の設置を求めてきました。

岐阜市でもタブレットに健康観察アプリが導入され、毎日朝と午後に心の健康チェックを5段階で入力し、数値が大きく変動している子どもの変化を捉えて教員が声かけをしているそうです。聞いてほしいというボタンがあって、そのボタンを押した子どもには、話を聞いてほしいと希望された教員が面談をするそうです。先生が一人で数十人の子どもたちのささいな変化に気づくのは難しいですし、早期の取組により深刻化が防げるかもしれません。

 いじめ対策は、後追いの対応ではなく、子どもを守り抜く覚悟が問われる政策課題です。佐倉のすべての子どもたちが安心して学べる環境づくりを今後も求めていきます。