市長への要望書
今日は会派代表者会議でした。
現在市役所も職員の中に感染者が出ないように出勤を7割減らし、在宅勤務で対応するなどしています。
そのため市議会も6月議会は職員の負担軽減やソーシャルディスタンスに努めながらの議会運営になりそうです。
通常私のスタイルは「1ヶ月め・現場視察や地域活動等を通して課題を抽出→2ヶ月め・調査研究と一般質問の準備や原稿作成と議案準備→3ヶ月め・議会本番」という流れで目まぐるしく動いています。コロナ対応の長期化を見越して、今はお一人お一人の声をより大切に受け止め、コロナ対応以外の市政運営とのバランスを鑑みながら、議員の専門性が問われる一般質問を考えて行かなければなりません。
会派代表者会議の後、西田市長にお時間をいただき、会派で作成した要望書を提出させていただきました。
会派の齋藤寛之くんが頑張って作成してくれたものを数か所修正した内容が以下の要望書です。現段階では全体に渡って方向性を示したものになっておりますが、今後子育て世帯、障害者や医療的ケア児世帯、事業者、飲食店、地域等、幅広く皆さんからヒアリングを行い、要望書も実情に合った必要な支援が行き届くように追記していきたいと考えています。
要望事項
1.情報の公開について、感染者や感染が疑われる方、その家族や濃厚接触者等に対する差別や偏見、誹謗中傷や風評被害、人権侵害が発生しないよう十分な対応や配慮を行うこと
2.特に人の密集が見られる商業施設や公園等における感染拡大への注意喚起に努め必要であれば新たな周知方法を行うこと
3.医療機関や福祉施設等への物的支援や財政的支援を行い、更なる感染拡大防止に努めること
4.生活困窮者への各種支援制度の周知を徹底するとともに、佐倉市独自の支援策を講じること
5.市税等の納税の猶予や公共料金・使用料等の納付猶予等の制度の周知を強化するとともに、柔軟な対応を行うこと
6.特別定額給付金の迅速な給付へ向けた体制の整備やDV被害者への対応の周知を徹底し、できるだけ早い給付に努めること
7.行政手続に関して、郵送やインターネットを用いた来庁せずに行えるサービスの拡充や、制度の周知を徹底し、庁舎での感染の発生を予防すること
8.売上減少や資金繰り悪化などに直面している市内事業者に対して、政府や県の支援策を周知するとともに、手続きが簡略化された無利子貸付等の融資制度の整備や、各種支援への上乗せ支援、テイクアウト・デリバリーへの補助、ふるさと納税などを活用し、市内事業者への佐倉市独自の支援を行うこと
9.子供の精神的なケア、給食がないことによって困る児童・生徒への対応強化を行うこと
10.休校中の児童・生徒の学習支援を最大限行い、学校単位での学習の格差を無くすことに努めること
11.休校延長に際しては、日程と共に今後の見通しも明確にし、児童・生徒の保護者の不安を少しでも解消できるように努めること
12.現状況下での地震や台風をはじめとする自然災害等の発生を想定し、災害対応体制の整備や感染拡大防止策が講じられた安全な避難所・避難場所の確保、必要な物資の確保等の方法を事前に確認すると共に、現時点で可能な対策を実行すること
13.上記の対策を迅速に実行するために必要な予算措置を講じること