オーガニック給食への取り組み①
学校給食への無農薬食材の導入に関しては、議員になった2015年の8月議会、つまり2回目の一般質問ですでに取り上げています。
市内の無農薬農家さんに農政課とお話をうかがいに行ったり、今治市の有機食材導入の先進事例を視察に行ったり。
小規模校では既存の農家さんに影響を与えてしまう可能性があるため、実は西志津小学校と井野小学校の大規模校で無農薬農家さんとの契約もしていただきました。
しかしながら形の不揃いや欠品対応、早朝の配送に時間がかかることなど、その後納品されたのかどうかもわからない状況で、とても無農薬食材の導入を推進しましたとは言えません。
また、前市政はあまり子育て施策に積極的には思えず、子どもの権利条例の制定や学校給食への無農薬食材の導入という大きな課題に対して私自身多少あきらめ気味にもなっておりました。
今期市長が交代され、オール佐倉を掲げる新市長はいろいろとアンテナを張り巡らしておられるのでしょう、私のSNSなどもご覧になり、子育て世代が求めていることを探求しようとする姿勢がうかがえます。
今期は私も自由民主さくらと言う新しい会派にお誘いいただき活動する中で、予算要求の時期に会派で申し入れを行い、意見交換をすることを始めました。そして昨年10月の申し入れの際に「オーガニック給食を公約に掲げ取り組んでいきましょう」と進言し、市長もたいへん関心を持ってくださいました。そして私だけの取り組みではなく、会派として取り組みたいことをみんなにも了解してもらい、代表質問で毎議会「学校給食への有機食材の導入」について取り上げることにしました。
そして教育委員会にいくら言っても埒が明かないと判断し、有機食材の安定供給として農政課へ視点を移したところ
動き始めました!
産業振興課に農水省からの理事をお招きしていることもあり、国のオーガニックビレッジに名乗りを上げることになったのです。
申請書を作成してくれた職員は今年度から他の部署に異動になってしまいましたが、今後の成り行きを見守って欲しいです。