経済環境常任委員会

月曜日から各常任委員会が始まり、今日は私が副委員長を務める経済環境常任委員会でした。

私の視点は農業災害支援対策事業と草ぶえの丘の指定管理について。副委員長は委員長の議事進行の補佐役のため、質疑は事前の正副委員長会議で執行部と事前のやり取りさせてもらうのですが、今回は委員会で議事録に残しておきたいため発言させていただきました。

昨年の3回に渡る台風や大雨で佐倉市の農家さんも相当な被害を受け、そのための財政支援に係る補正予算が国と県からの補助金も入れて5億7,357万8,000円が計上されました。

ビニールハウスなどの農業用施設の再建は施設の経過年数によって補助率が変動するのですが、今回その変動分を市で負担することにより農家さんの負担を10%に維持します。更に小規模被害は県の補助対象外になってしまうのですが、佐倉市では60件と少なくない数の農家が対象外となってしまうため、市の独自支援策として半額助成を行うことに対して等、委員会では挙手全員で可決されました。

そして3年間直営に戻っていた草ぶえの丘を、再び指定管理に戻すことになります。当時私は直営に戻すことに反対しましたが、その時は各資源が一体的に考えられていなかったことを考えると、令和2年度から始まる観光グランドデザインの策定に至るには必要な仮定だったと今は捉えています。

しかしながら単純に指定管理に戻すのではなく、インフラ・アスレチック・水遊び・小学校の校外学習で利用されるコンテンツの整備など、指定管理業者に投資をしてもらい、その分を回収するに適切な指定管理期間の設定により、民間の活力を利用した印旛沼周辺の観光資源の基幹施設として多くの方に訪れていただきたいと考えています。