全国女性議員政策研究会

9:30~18:00まで、永田町での研修に参加。Webでの参加者が125人、会場参加が55人。8時間近くWebもきついので、私は車で会場参加にしました。最近は感染予防のために都内に行くときも車で移動するようにしていますが、とっても楽💛

①憲法改正(山下貴司衆議院議員)

②コロナ禍におけるテレワークやデジタル化について(平将明衆議院議員)

マイナンバーカードについては、個人情報漏洩の危険性をもって反対される方もおり、また「なくても困らない」ことから普及が進んできませんでした。海外のコロナ禍での迅速な対応が報じられることもありますが、台湾は健康保険証にICチップが埋め込まれていたり、アメリカでは銀行口座が紐付けられていたりと、迅速な対応ができる素地がありました。1億人を超える先進国でこのような個人を示す番号や口座の紐付けがないのは日本くらいだそうで、特別定額給付金を全国の自治体が紙ベースで行わざるを得なかったことが、支給の遅れに繋がりました。

日本も皆保険制度ですから、台湾のようにICチップを健康保険証に入れたらどうかと言う質問があり、今後はマイナンバーカードが保険証の機能も含むようになるとのお話でした。私も前々から「支援しなければならない人を漏らさないために」マイナンバーカードは必要だと考えています。今後議会で取り上げていきたいと思います。

 

③安全保障(河野太郎防衛大臣)

宇宙空間は国境の概念がなく、人工衛星を活用すれば、地球上のあらゆる地域の情報収集や通信、測位などが可能となるため、安全保障の基盤として死活的に重要な役割を果たしており、世界各国は宇宙空間を軍事作戦の基盤として利用したいと躍起になっています。また現在は壊れたり使い終わった人工衛星、剥がれ落ちたロケットの塗装などが宇宙ゴミとして問題になっており、月への移住実験なども想定されているそうです。

 

④新型コロナウイルス感染症について(自見はなこ厚生労働大臣政務官)

ダイヤモンドプリンセス号から現場に携わってこられた貴重なお話を伺うことができました。コロナウイルスだけであれば風のような症状で終わるところが、なぜしばらく経ってから重症化するのかというのも、肺の中にできる血栓が数珠繫ぎになっていることが原因であることもわかってきたようです。感染を抑えなければならないのは、その間に原因究明や治療法、ワクチンなどの開発を急ぐためです。JICAの資料によると、イタリアやスペインではCOVID-19に感染した高齢者施設にいる老人が病院の治療を受けることなく亡くなるケースが多く見られたそうです。ドイツ・フランスでも死者の約4割を高齢者施設入居者が占めるのに対し、日本での施設での感染症対策のあり方、高齢者への医療提供体制等が現状では功を奏している可能性があるとの見解が述べられていました。

 

⑤こどもたちと生きる政治(野田聖子衆議院議員)

私が政治家で一番尊敬し、大好きなのが野田先生です!!

この30年、こども施策一筋にやってこられ、「こどもたちと生きる政治」というキャッチフレーズ!素敵です!

私もパクらせてください!!(笑)

コロナ禍での医療的ケア児の要望書も野田先生を通すかどうか考えたのですが、直接加藤厚労大臣宛に提出しました。

野田先生もお子さんに医療的ケアがあるため、医療的ケア児者支援法に取り組んでいらっしゃいます。

私もライフワークとして頑張っていきたいと思います。

 

⑥性犯罪・性暴力対策の強化と生命の安全教育(上川陽子衆議院議員)

 

大学の先生や省庁の職員とはまた違う、ご自分が取り組んでいらっしゃる内容なので、実感として現状を理解することができました。これからも女性の視点で政策を実現するための議員として精進していきたいと思います。