障害者雇用の促進

娘が小学生の時に始めた発達障害の子どもたちの保護者同士のおしゃべり会。

子どもたちが成長し、いずれ社会人になるにあたって障害者雇用の裾野が広がっているように、障害者雇用の促進にも取り組んでいます。

今までは福祉の視点で障害者就労は捉えられていたと思いますが、障害の特性を本人も企業側も理解することで、その人にあった業務の切り出しができれば、企業にとっても就労の担い手として重宝するに違いありません。

そこで佐倉市第5次総合計画策定にあたって、産業振興部に初めて「障害者の就労促進と定着支援」の文言を盛り込みました。

産業振興部に障害者雇用に関心を持ってもらい、企業とつながりがある部署として障害者雇用に力を注いで欲しいとの想いからです。

そして障害者雇用の表彰制度を提案し、「さくらユニバーサルカンパニー表彰制度」が始まりました。

表彰する起業はあっという間に底をつくでしょう。障害者雇用で表彰される企業を増やしていくのが本来の目的です。

職場実習奨励金のように短時間やトライアルで障害者雇用を試せる制度がいいのか、私も試行錯誤ですが、企業側に障害者を身近に感じてもらうために、印旛特別支援学校や市川大野高等学校などに中小企業家同友会の協力を要請して、企業側が見学にいくのもいいかも知れません。学校視察→企業受け入れの流れを作れれば、職場実習奨励金もいかせると思います。