上志津一区調整池

 平成 28 年 8 月 2 日のゲリラ豪雨での浸水被害を受けた上志津一区では、その後調整池の整備が予定、私は平成 29 年から質問を続け、当初の予定では本来であれば、令和 3 年度から工事が開始され、今頃は完成しているはずでした。

 平成 30 年 11 月の一般質問では、自治会を通じて回覧等で調整池の整備に向けた業務のお知らせをしている。今後は用地買収の着手前を目途に周辺住民の皆様を対象とした説明会を実施するという答弁もあり、確かに、回覧で浸水対策を行うと、住民に知らせていただいたおかげで皆さん安心されていました。その後は執行部を信頼して、予算のときに確認をするにとどめていましたが、用地買収の関係で令和 4年 2 月の予算委員会では、令和 6 年から工事に着手すると答弁されていました。それもやむを得ないと思っていましたが、今年に入って再度確認したところ、その計画がまた大幅に変更されていました。

 今後の事業については、令和 6 年度から 7 年度にかけて、用地購入、及び隣接する建物の家屋事前調査等を行い、令和 8 年度から調整池の築造工事に着手し、令和 10 年度に事業完成する予定だそうです。

 残念なことに、用地買収前の住民説明会も、今回さらに工期が遅れることに関しても、地域住民にお知らせされることはなく、不安に思った方々が私に確認を求めてきたという次第です。もう 6 年もたって、その後、床上浸水には至っていませんが、大雨が降ると敷地の中は水であふれ、不安を抱えて生活している方々がいらっしゃいます。回覧版でお知らせしてからも 4 年たち、大幅な工期の遅れに関してのお知らせもないというのは、市政に対する不信感につながります。今後は工期をできるだけ早めるという努力をし、自治会や住民に対して、早くに情報提供していただきたい旨申し上げました。

 今年3月人下水道事業計画が承認され、秋には県の都市計画法に基づく審査があるとのことなので、先日千葉県にもできる限り早急な対応にご協力いただくよう、申し入れを行って参りました。完成まで何事もないことを祈ります。

次の記事

決算報告①財政