コロナに関する一般質問(医療体制について)

【徳永】 長期化が予想されるコロナ対応の第2波、第3波を見据え、PCR検 査体制の充実は非常に重要な施策であると考えます。5月28日から公益社団法人印旛市郡医師会による ワンボックスカーを活用した移動式のPCR検査センターの運用が開始されました。当面は週に3回、印旛管内を巡回して開設され、1日に最大30検体の採取が可能だと伺っておりますが、検体採取後診断までに要する時間、陽性判定の場合のその後の対処について伺う。

【健康こども部長】 PCR検査の結果は、おおむね24時間後に判明し、印旛市郡医師会から受診した医療機関に報告されます。医療機関は、患者及び保健所へ結果を連絡することとなっております。なお、検査結果が陽性であった場合には保健所から患者に連絡をし、入院や宿泊療養などの調整を行うこととなっております。

 

【徳永】 緊急事態宣言が解除された今は、第2波に向けた準備期間でもあります。今検討が必要なのは親が感染した場合の同居するお子さんの居場所の確保です。厚生労働省は、保護者が入院した場合、病院や児童養護施設などで子どもを受け入れることを検討するように全国の自治体に通知しています。佐倉市内で両親ともに入院という状況になった場合は、児童相談所で一時預かりを行うということになるのか、体制がきちんと整備され ているわけではないと思います。浦安市では、感染者の親が入院している医療機関などで一時預かりが できないか調整しているそうです。長引くコロナとの共存において、この期間にいかに安心できる体制を整えておくか、この件についても様々な可能性についてご協議いただきたい。

【健康こども部長】 保護者が感染し、子どもを預ける先がない場合の対応につきましては、非常に深刻な問題であることか ら、今後第2波、第3波に備え、早急に検討、協議を進めてまいりたいと考えている。