オーガニック給食
私も最初はお米から進めたほうが全校に拡充しやすいと思っていましたが、佐倉市の新規就農者は有機野菜が多く、現状販路拡大に悪戦苦闘しています。そのため、有機米とともに有機野菜も同時進行で公共調達を進めていかなければならないと考えています。子育て支援同様、実際に佐倉市で有機農業をしている方々の声にこたえることが理解と推進につながります。
有機農業実施計画に「公共調達」という文言をいれることを農政課は承諾しませんでしたが私は敢えて使います。しかしながら「有機米」だけでなく「有機野菜」も同時に学校給食への納入を進めていくことになり安堵しています。
また提案していたモデル地域も、有機農業のエリアと従来の農業エリアをある程度区分けすることが、有機農産物の産地化や効率的な農業経営の観点からも好ましいと考えているとして、モデル地区の選定につきましては、1 地区にこだわらず、複数地区も視野に入れて検討を進めていくそうです。有機農業エリアは弥冨地区、学校給食の納入は弥冨・和田小学校どまりにならないように、坂戸、生谷、小竹など新規就農の方が頑張っていらっしゃったり、援農ボランティアで保護者の方が集っている農家さんなど、そのやり方自体が今後のモデルになり得ます。
教育長は学校給食への有機農産物等の導入については、学校と生産者等を結びつけることが最も大切な取組であるとして、今年度オーガニックビレッジ推進部会において、有機農業等に取り組む生産者を把握し教育委員会へ情報提供、教育委員会から学校栄養士へ情報提供していきます。
本来であれば農政課が栄養士と有機農家へ出向き、トライアルから計画栽培へと導くコーディネートをするところまでできるといいのですが。(私がやっていいならやりたいです)給食の欠品対応などは本当は農政課に担っていただきたい。もしくは起業するか?あと異業種交流による販路の拡大も有効です。生産者と飲食店をはじめとした民間事業者との交流の場を設けるなど、販路の拡大に向けた取組を促進して欲しいと思います。それもただ飲食店が有機食材を使用するじゃだめだと思うんですよ。やるなら例えば佐倉の有機米と有機野菜のトッピングで「SAKURAカリーライス」を生み出すとか、波及効果まで考えないと。