八幡神社から謹賀新年

新年明けましておめでとうございます。

私が住んでいる佐倉市上志津一区には八幡神社・天御中主神社・西福寺という社寺があります。

私も氏子の端くれに加えていただいていますが、昔ながらの地主の家系の女性は世代ごとに「観音講」や「十九夜」と呼ばれる組織もあり、地元の社寺もこういった方々に今日まで守られてきました。

今年も大晦日のカウントダウンを前に、八幡神社には氏子さんや地域の方々が集まり、私は新年の幕開けと共に鏡割りをやらせていただきました。

午前2時頃まで初詣での方をお迎えしました。

元日も夕方まで途切れることなくたくさんの方にご参拝いただき、私はお札や御守の売り子のお手伝いをさせていただきました。

上志津一区の八幡神社の創建は寛永3年11月15日(1626年)、御祭神は第十五代の応神天皇。応神天皇誕生の折、白幡四枚、赤幡四枚が天から降ってきたという故事があり「八幡」を号するようになったと言われています。大分県宇佐市にある宇佐神宮が全国の八幡神社の総本社です。八幡神社は宇佐神宮から京都の岩清水八幡宮、鎌倉の鶴岡八幡宮を通じて勧請されました。弓矢、武勇の神として源氏の氏神として祭られ、源氏の武将によって全国各地に八幡神社が勧請されたそうです。本殿の彫刻にも応神天皇や仁徳天皇、天の岩戸開きなどが施されており、なかなか立派なものです。

本年も皆様の健康と幸福をご祈念申し上げます。