コロナ危機における報道の在るべき姿と政策決定過程

9月14日に8月議会が終了しました。今回は裏方に徹していたので決算の内容についてご報告すると

令和元年度決算報告

歳入総額 518億8,271万7,000円(前年度比7,0%増)

歳出総額 497億9,135億2,000円(前年度比6,6%増)

経常的経費432億3,274万6,000円 全体の86,8%

そのうち義務的経費(人件費前年比3,4%▲、公債費3,3%▲、扶助費5,3%△)237億1,032万円

→義務的経費は支出が義務付けられているため任意に削減できないものものです。

投資的経費 51億7,572万8,000円 全体の10,4%

→投資的経費は普通建設事業費や災害復旧事業費の合計で、支出効果が長期間にわたるものです。

17日~20日は日々こどもステーションか絡みで動いており、週末は娘のダンス部の動画審査撮影やWEB進学相談、連休は普段なかなか時間がとれなかったので、娘の美容院や整骨院で体のメンテ、息子の洋服を買いにサカゼンなど、高校生と大学生ですが子ども達の用事に明け暮れました。しかも部活はしっかりあるので毎朝5時台に起きてお弁当作りは変わりません💦

以前でしたらFacebookとLINEで日々の活動報告、HPに議会関係の説明をと分けていたのですが、最近はオンラインでの活動や研修が多く、オンラインだと写真が映えないので(笑)SNSの投稿が停滞しておりましたが、今後はできるだけHPを活用して日々のご報告をしようかなと思っています。

昨日は息子の同級生のママ達が地域で子ども達の活動を始めたいという事で相談がてら久しぶりにティーミーティングしました。この方は私がPTA会長時代から「徳永さんには愛がある」と応戦してくれていた素敵な方です。

そしてWell-being Policy ウェルビーング(幸福政策)研究会主催の第1回勉強会は東京工業大学准教授の社会学者でメディアでもお馴染みの西田亮介さん!!!内容は「コロナ危機における報道の在るべき姿と政策決定過程」~私が疑問に感じていてた内容です。今の世間の誹謗中傷を生み出しているのはメディアのせいではないかとさえ思ってしまう私。偏った情報発信のために子どもを学校へ行かせることができなかったり、「もしもコロナが出た時の誹謗中傷が怖くて」活動を再開することができないなど、withコロナは決してゼロリスクではないはずなのに…

コロナに関する初期対応が日本では後手で小規模だったという認識があるが決してそうではない。すでに12月の終わりに中国の情報を受け1月上旬から厚労省や外務省では計画的に対応はされていたので、これは政府の対応云々とは関係なし。私も上川大臣からダイアモンドプリンス号についての対応を伺っていたので納得です。

ではなぜ後手の印象になってしまったのか?

2月中旬に専門家会議が招集され、安倍総理による国民向けの記者会見が2月の終わりでした。そこで国民は「ようやく対策を始めたのか」と思ってしまった。特にワイドショーは普段通りに興味を掻き立てるコンテンツを作ると結局は国民の不安を煽り?という表現が適切かわかりませんが、情報に歯止めをかけない役割になってしまったということです。

そのためワイドショーで言われている民意とか、SNSで#付けされている民意が本当の民意なのかは冷静に見ていく必要があります。本来であれば人々が本当に求めている事と政治の乖離をメディアが埋める、リマインダーとしての役割を果たすべきであると。

私も災害や危機管理の際に、直接的な被害よりも、実はそこから派生する不安のほうが恐ろしいのではないかと思っています。トイレットペーパーの買い占めもそうでしたよね。誹謗中傷もしかり。