通学路の安全対策の課題

今回の一般質問は私の担当ではなかったのですが、八街の事故を受けて通学路の問題に対して質問を作成し、同じ会派の山本議員にお願いしました。

八街の事故を受け、8月4日に通学路等における交通安全の確保及び飲酒運転の根絶に係る緊急対策が示され

「通学路等における交通安全の確保」を図るための緊急対策として、子どもを交通事故の被害から守り、通学路における交通安全を一層確実に確保することが重要であることから、通学路における合同点検を実施することとする。
その際、これまでの通学路点検では危険箇所として取り上げられなかった、見通しのよい道路や幹線道路の抜け道になっている道路など車の速度が上がりやすい箇所や大型車の進入が多い箇所等新たな観点も踏まえて実施することとする。また、日常から通学路を利用している子どもの視点にも配慮するものとする。

となっています。

まず、全国約1万9,000校の公立小学校の通学路を対象に、これまでの危険箇所に加え、今回の事故現場のように、見通しの良い道路や、抜け道となっていて、車の速度が上がりやすい箇所などを追加し、9月末までを目途に点検を実施。その上で、速度規制や登下校時間帯に限った車両通行止めなどのソフト面の対策と、ガードレールなどの整備によるハード面の対策を組み合わせた効果的な対策を10月末までを目途に作成し、速やかに実施することとなっているのですが

市内小学校の保護者のみなさん、PTAのみなさん、地区校外委員のみなさんは学校から意見などは求められましたか?

子どもの視点はどのように配慮されたのでしょうか。登下校の時間に確認が行われたのでしょうか。

佐倉市でも平成24年4月に京都府亀岡市で登校中の児童の列に車が突っ込み、10人が死傷した事故を受け、また同年6月に佐倉市でも臼井田の県道で小学生の死亡事故があり、平成26年度に佐倉市通学路交通安全プログラムを作成しました。その後定期的に通学路の安全点検が行われているそうです。ただ問題なのは危険箇所に対しての対応のほとんどが「見守り活動」でした。

私、当時PTA会長でスクールガードの皆さんとの交流会とか力を入れてたんですけど、学校から通学路の危険箇所に関して相談受けたことはありません。だからどれだけ保護者の意見が反映されているのか疑問に思ってしまいます。

今回のポイントは「これまでの通学路点検では危険箇所として取り上げられなかった、見通しのよい道路や幹線道路の抜け道になっている道路など車の速度が上がりやすい箇所や大型車の進入が多い箇所等新たな観点も踏まえて実施する」ことです。

文科省から9月末までに危険箇所の洗い出し、10月末までに対策をまとめるように言われているので、どうしても保護者からの丁寧なヒアリングまでできなかったことは理解します。

今回合計78か所の危険箇所については市のHPで公表することを求めました。私が複数の保護者の方から相談を受けた箇所で含まれていないところもありますし、ご覧になった保護者の方も「ここ危ないのに対応箇所に入ってないんだ」と思うこともあると思います。HPを確認してぜひ学校に危険箇所の申し入れを行い、危険箇所として認識してもらいましょう。

現在合同点検が行われた20か所を除く58か所の通学路に関しては現状「見守り活動で対応」となっている箇所も多々ありますが、今後は土木部が目視して、運転手に歩行空間の識別や注意喚起をするポールや電柱幕など、市として迅速に対応可能な対策を検討していくよう引き続き求めていきたいと思います。

令和2年度決算や今回の答弁でも「スクールガードボランティア」の年間延べ1万人以上の方にご協力いただいていると報告がありました。また11月議会で確認していくつもりですが、実数はどの程度なのでしょうか。保護者からもスクールガードの方からも「スクールガードの方が少なくなった」「見守りされていない箇所が増えている」「メンバーが高齢で活動を続けられない」「後継者がいない」といった声をうかがっているのが現状です。例えば1人の人が週2回、年間約80日程度活動すると少なめに考えても全体で125人、南部地域を除いた市内21校で割ると1校につき6人程度の方が活動している?年間延べ人数で報告されると多いような印象を受けますが、実際には地域で偏りもあり、スクールガードボランティアの数は充足しているとは言えないでしょう。