通学路の安全確保(西志津小学校区)

八街の事故を受けた令和3年度の小学校通学路合同点検箇所対策78ヶ所。

保護者の要望からもれている通学路はまだまだあると思います。

道路に関する要望はとても多いのですが、通学路は計画的にできるだけ迅速に対応していくことが必要です。

【1】西志津小学校区で言えば、学校の西門から登校する児童は勝田台方面、上志津原方面、どちらも一部危険箇所として取り上げられて いますが、勝田台方面からの通学路は、今回全国的な通学路の問題として取り上げられている道幅が狭くて交通量の多い抜け道となっているところです。歩道は幅員の関係で難しいため、グリーンベルトの導入、また徐行の文字が消えている箇所の補修、車に対して注意喚起する看板の設置など本来市ですぐに処置できることですので、今後対応箇所に追加することを求めました。

教育委員会ではなく土木部に。今回土木部が動いてくれて本当に助かってます。

土木部が対応する通学路の安全対策については、実施を3つの段階に分け、第1段階は8月に実施した20か所の合同点検の対策、第2段階は9月に実施した58か所の合同点検の対策、第3段階は土木部で実施した点検に基づく対策と順次進めていきます。西門の安全対策については第3段階の対策として検討されるため、実施までにしばらく時間を要することから、当面の措置として注意喚起する電柱幕を設置してもらいます。

【2】同様に西門への通学路で、そよ風付近の交差点も危険箇所に取り上げられていますが、なぜ信号無視やスピードを出す自動車や自転車が多いかというと、信号が変わるのが早いからなのです。短い時間で子ども達も信号を渡らなければならないし、自動車や自転車も通りたい、右折したいということで危険な現象が起きているという状況です。水道道路の混雑緩和のために恐らく短く設定されていると思うので、少しでも延長していただくことを市からも警察に要望することを求めました。

【3】PTAの見守り活動も働く保護者が増え、学童に預けている児童数を考えると下校時間の活動がなかなか難しくなってきました。スクールガードボランティアも減少の一途をたどっています。そこで追加の見守り対策として宮城県の塩竈市教育委員会と塩竈市内の郵便局で見守り活動の協定を締結して、日常業務、配達業務、通勤、退勤時間帯にながらに行っている見守り活動を紹介しました。集配業務時には、バイクや自動車に見守り中であることを示すステッカーを張りつけて見守り活動を行っています。下校時間の犬の散歩とかお庭の手入れとかいろいろありましたけど、連携協定として広く広報できるので、ある程度の抑止効果に繋がるのではないでしょうか。