公民連携①草ぶえの丘とサンセットヒルズ

 公民連携の形は様々でありますけれども、公共施設の管理という面では、指定管理者制度はコスト削減プラス民間のノウハウ活用といった点で有効かもしれません。しかしながら、草ぶえの丘やサンセットヒルズといった、あまり市が保有することの少ない観光施設においては、市が指定管理料を支払って運営をお願いし、物件費のコストカットを図るという発想から脱却し、納入制度を見据えた公民連携を考えていく必要があると思っています。そのために、私が経済環境常任委員会の副委員長だった時に、企業側の経営を考慮して指定管理期間を延長したはずなのですが、そこで歳入を増やすという視点が抜けていたために、前回の草ぶえの指定管理は否決としました。取り返しのつかない損失になるところでした。

 私が想定していたのは茨城県常総市の「水海道あすなろの里」のような指定管理の提案だったにも関わらず、担当部課長が一度に交代したせいか、市側が億の指定管理料を提示していたのです。

 『あすなろの里で指定管理者が担う事業は、ロッジ棟とキャンプ場の運営、広報、使用許可、料金収受、維持管理などで、指定管理期間は2022年4月から2032年3月末までの10年間。市から指定管理料は支払われず、管理費、人件費、事務経費などの施設の管理運営に関する経費は施設運営の収入で充当する。また、各年度の施設の利用料金収入のうち、定額(300万円)と申請者の提案による金額を市に還元するものとする。このほか、指定管理者は施設内で自主事業を行い、収入を得ることができる。

 常総市では施設の管理運営に関する提案のほか、アウトドアエリアに関する事業提案を求めている。提案は、水海道あすなろの里が将来にわたって親しまれる施設となるとともに、里山環境の機能や価値を最大限に活かしながら、都市と農村の交流を活発化し、新たな価値を創出するような内容を求める』(常総市HPより)

 佐倉市と常総市、同じ学童農園ですが、運営方法は大きく異なるというわけです。