8月議会「児童センターと学童保育所の指定管理について」

8月議会は指定管理者5件の審議がありました。

 学童保育所の長期休暇時の給食の手配について、市内で実施されている学童と未実施の学童がありましたので、これを是正し、指定管理事業者の応募条件にするべきと提案していました。現在ではどの学童でも夏休みなどお弁当を持たせる手間を省き、希望すればお弁当を申し込めるように全学童で行われることとなりました。

 「あわせて今回すでに医療的ケアのための看護師の配置を提案されている事業者もあれば、提案がない事業者に対しても、付帯意見により医療的ケアを要する児童の受け入れについて、市と連携のもと必要な人員配置や研修の必要性について述べられており、評価するところです。また、一部の学童保育所のみ長期休暇時のお弁当の手配ができていなかったものも改善されておりました。西志津学童の拡張整備により待機児童は解消されましたが、一部過密状態の学童保育所もあることから、今後も必要に応じて施設整備に努めてください」(討論より抜粋)

 社会のニーズは刻々と移り変わり、令和7年度をピークに保育需要が減少する一方、幼児が成長するにつれて当然学童のニーズは高まってきます。人口推計から予測できているのか?今後は学童のニーズが高まってきます。高学年になったら学童を利用しなくなるという甘い推察も通用しなくなります。令和4年度に私も西志津学童の先生からご相談を受け、その後急遽学童の拡充整備が行われ、待機児童は解消されましたが、ファミリーサポートセンターも同様に、今は障害があるお子さんのご家庭も当然仕事をされています。中学生になったからと言って、特別支援学校の送迎バス停から放課後デイサービスへ自力で行ける子は多くなく、保護者の代わりに送迎を行うファミリーサポートセンタの利用年齢拡充も、先を見越して考えておく必要があります。