駅前の活性化
令和6年2月議会一般質問
徳永:定住促進を促すためには、やはり駅前の活性化も大事です。駅前を活性化することで人流を増やし、不動産価値を上げ、そこにブランディングがうまくマッチすることで子育て世代に選ばれる。それが流山市であったり、全国的に見るとオガールプロジェクトなども有名だが、佐倉市も志津駅前のビルが現在閑散としていたり、京成佐倉駅の近くにも市街化調整区域があったり、駅まち再構築補助金を活用するなど、公民連携による活性化を考えるべきではないか。
都市部長:鉄道駅周辺については、その立地から地域の拠点や人の交流の場としての機能が期待される。このため、佐倉市都市マスタープランにおきまして、市街化区域内にある鉄道駅の周辺を商業施設や公共施設などの多様な都市機能を集積する拠点として位置づけている。現状では、駅周辺地区の活性化につながる具体的な構想はないが、今後も民間事業者主体による商業・業務施設などの立地誘導を図りながら国庫補助の活用も含めた公民連携の可能性を模索していく。
(待ってるだけじゃ始まらないと思うんですよね)
徳永:公民連携に関する職員の人材育成が必要。何かを大々的に整備するだけではなく、常に人が集う場を創る。オープンカフェやイベント広場など、人が集う仕組みをつくることで、駅前の商店街も活性化していく。今後の市政運営には、新たな公民連携の視点が欠かせない。今回の質問もどことヒアリングすればいいのか分からず、やはり公民連携を担う担当課の必要性を感じた。
総務部長:第5次佐倉市総合計画中期基本計画におい、企業・高等教育機関などとの連携を基本施策として掲げており、今後の市政運営においても公民連携はますます重要になるものと考えている。このようなことから、来年度より企画政策課に民間とのワンストップ窓口となる公民連携推進に係る課内室を設置すべく、その準備を進めている。
(公民連携窓口の設置は令和5年6月議会で提案しました)
徳永:京成佐倉駅はミレニアムセンターが鍵になる。昨年の6月議会でも、市内のコミュニティセンターは利用率を考えたときに、駅近で好立地のミレニアムセンターは民間に売却し、市とリース契約を結ぶほうがコスト削減と駅周辺の活性化につながるのではないかという質問をした。佐倉市は複合化を得意としてきたが、立地を生かしてどのように活性化していくかという視点はあるのか。
資産経営部長:ミレニアムセンター佐倉は、京成佐倉駅周辺という市の活性化の可能性を多分に含んだ立地であると考えており、現在千葉大学との協働により、大学生による施設の有効活用案の提案を受けるなど、若者の意見を取り入れた方向性についても検討を進めている。今後は施設に最も適した活用及び運営手法について市民ワークショップでのご意見や議員のご意見も参考にしながら研究し、施設の活性化に向けた機能再編を進めていく。